コンマコーティング方式

コンマコーティング方式


名前の由来は、塗工部に二本あるローラーの上部のローラーの形状が、「,(コンマ)」の形状をしているのでそういわれています。
※コンマコーターはヒラノテクシード社の登録商標です。

原理は非常に簡単でコンマロールとフィルムの隙間を調節し、隙間から溶液が一定量フィルムに加工される仕組みになっています。

上部のローラーがコンマの形状をしていることによって、溶液の切れが良くロールの隙間から効率よく溶液が塗工されます。

最大の特徴は、高粘度の溶液に対応しています。
又、幅や厚みの変更が容易な為、条件出しの試作で様々な条件を短時間でテストを行えます。

欠点としましては、方式が簡単なため
溶液やフィルム精度よって厚みの精度が若干悪くなります。

コンマリバースコーティング方式は、フィルムの精度に左右されずに均一に溶液を塗工することができます。

コンマコーティング方式では、塗工できない溶液も、キスリバースグラビア方式で塗工可能な場合もございます。
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